群馬県精神保健福祉士会について

会長挨拶

 群馬県精神保健福祉士会は、1993年に群馬精神医学ソーシャルワーク研究会として発足してから25年目を迎えました。この間、精神保健福祉の専門職として資質と社会的地位の向上を目指すとともに、会員相互の連携と協力をはかり、群馬県における精神保健福祉の発展に寄与することを目的として活動を行ってまいりました。そして昨年度は、2021年に本県における日本精神保健福祉士協会全国大会の開催に向けた取り組みとして2期4ヵ年活動骨子及び事業方針計画を掲げ、組織基盤の強化に取り組む節目の年とさせて頂きました。
 当会の大きな柱である研修事業に関しては、教育研修委員会、基幹研修委員会を中心に14の講義を企画、運営し、会員の専門家としてその資質を向上し、能力の開発を図ることに取り組みました。災害の分野では、西日本豪雨災害の発災を受けて、岡山県に4名の会員をぐんまDWATのチーム員として派遣しました。日本精神保健福祉士協会支部長会議で、岡山県の河合会長より労いの言葉を頂き、同じ職能団体として互いが尊重し、連携し合う関係にあることを共有しました。
 昨年度、幹事団体として取り組んだソーシャルワーカーデー研修事業では、日本障害者協議会代表の藤井克徳さんをお招きし、「津久井やまゆり園」の事件から得るべき教訓を、広く関係団体皆様、地域住民の方と一緒に学ぶ機会とさせて頂きました。藤井克徳さんから「共生社会を目指すためには、障害のある人と地域住民が自然なかたちで関われる場を、あなたたちが作りだすことです。」と宿題を頂きました。これを受けて、こころのふれあいバザー展委員会では、共生社会を目指す取り組みの一環として、当事者や精神保福祉健分野の関係者と地域住民が交流する場を創出しました。
 また、今年度より新たに二つの委員会を設置しました。司法ソーシャルワーク委員会では、罪を犯した障害者・高齢者に対する社会参加や再犯防止につながる司法領域における知識・技術を学び・習得し、ソーシャルワーカーとして生活課題に取り組みました。政策提言委員会では、他ソーシャルワーカー団体等と連携、協働し、明らかに社会福祉の対象であるにも関わらず、十分な支援が届いていない分野に対して、5つの項目のソーシャルアクションに取り組みました。
 財政面に関しては、他県協会も同様でありますが、事業の拡大や、過年度会費未納のため厳しい財政問題が生じておりました。年会費の増額と経費削減に取り組み、黒字決算とすることができ、会の安定財源の確保を図ることができました。
 これらの取り組みは、専門職としてのアイデンティティを個人では獲得することが出来ないことと同様に、個人ではやり遂げることのできない活動であり、組織だからこそ発揮できる力だと考えております。皆様のご理解とご協力を心より感謝し、お礼申し上げます。
 一方で、現在、地域が抱える課題が多様化しており、精神保健福祉士の活動は、狭義の精神医療分野に留まらず、地域を実践現場として展開する傾向が一層加速されると想定されています。このような地域社会の変容を受けて、日本精神保健福祉士協会は、英語表記の名称を、PSW:Psychiatric Social Workerから国際的にスタンダードな名称であるMHSW:Mental health Social Workerに変更することを検討しています。今後、国家資格化された経緯とその歴史的使命に立ち返りながら、更に、新たに付託された責任を担うことや力量が試される時代になると考えています。
これらを踏まえ、今後も支援を必要としている人々に対し職能団体として社会的使命を自覚し、変化する社会構造に対応しながら、「我々は一体何ができるのか?」「誰のための協会なのか?」という問いを忘れることなく、会員が一丸となって地域に根ざしたソーシャルワークの実践に力を注ぐ必要があります。
 最後に、260人を超える会となりましたが、まだまだ足腰の弱い会であります。今後も組織基盤の強化を目指し、一人ひとりの会員の拠り所となれるように、また、職能団体としての社会的信頼に応えられるように、今後も努力を重ねていくことを皆様にお約束して、挨拶とさせて頂きます。

群馬県精神保健福祉士会  会長 林 次郎

沿革

当会は群馬県における精神科ソーシャルワーカーの職能団体として、1993年に群馬精神医学ソーシャルワーク研究会として発足いたしました。

1993年(平成5年)  群馬精神医学ソーシャルワーク研究会発足
2001年(平成13年)  精神保健福祉士法施行に伴い、群馬県精神保健福祉士会に名称変更
2006年(平成18年)  社団法人日本精神保健福祉士協会群馬県支部を受託

 

会員の状況

会員数 正会員:247名
所属 医療機関   名( %) 自立支援法サービス事業関連   名( %)
教育機関   名( %) その他   名( %)
所属無し(自宅等)   名( %)    

 

2018-19年度 役員

会長  林 次郎
副会長  加藤木 啓充、中嶋 淑子
事務局長  狩野 敦
理事 北毛ブロック  関口 裕之、番場 祐太
中部ブロック  工藤 茉那実、佐藤 晶彦、福永 晋太郎
東毛ブロック  小淵 恵造、星野 志保
西毛ブロック  阿久津 絢香、井上 弥、白鳥 浩丈、中島 基彰
監事  天笠 純恵、長谷川 恵子
事務局  原島久美子、藤井章弘

 

◇◇理事会◇◇

1.定例理事会:年4回(6月、9月、12月、3月)
2.臨時理事会:緊急課題に対応するため、必要に応じて開催
3.その他:理事用のメーリングリストを活用した意見交換の効率化を図る

◇◇ 総会 ◇◇

通常総会を年一回開催

◇◇定例会◇◇

年6回(偶数月)第二金曜日の14時~16時
情報交換と研修の2本柱で開催。
日程等はこちらでご確認ください。

 

◇◇委員会活動◇◇

教育研修委員会災害対策委員会司法ソーシャルワーク委員会こころのふれあい・バザー展委員会
基幹研修委員会ソーシャルワーカーデイ委員会政策提言委員会広報準備委員会

2021年度 第57回全国大会・学術集会準備